公開講座が開催されました。
9月19日(火)、川越キャンパススタジオAにて、村井頌子先生による公開講座が開催されました。
村井先生は全国でバロック音楽舞踊の公演、講習会を行われ、またチェンバロ奏者としてもご活躍なさっています。
当日も”バロック時代の舞曲とダンスについて”と題して、実際の曲を使って舞曲の解説とダンスのステップについてお話し下さいました。
他専攻からの参加も多く、たくさんの学生が宮廷の舞踏会に思いを馳せながらステップを体験しました。
実際には足先を直角に開いて立つ姿勢から大変だったのですが……。
基本的なステップを教えて頂いた後、舞曲についても解説して下さいました。
学生によるピアノ演奏と村井先生によるチェンバロ演奏の比較により、タッチや響きの違いを耳で感じ、また自分達が体を動かしたことでより多くのことを体感できたのではないでしょうか!
とりわけauftactについてはこれからの様々な演奏に活かされることでしょう。
<演奏曲目>
- Bourrée/ J.S.Bach : イギリス組曲 第2番
- Menuet/J.Krieger : Musikalische Partita a-moll
- Gigue/J.-Ph.Rameau : Piéces de clavecin a-moll
- Gavotte/J.S.Bach : フランス組曲 G-Dur 第5番
- Courante/J.S.Bach : フランス組曲 h-moll 第3番
- Sarabanda/A.Corelli : Sonata a Violino solo op.5-8
あっという間の90分であったため、終了後も村井先生の周りには質問をする学生が数多く見られ、関心の高さが窺えました。
演奏で参加してくれた学生のみなさんも、お疲れ様でした。