第12回トライアルコンサートに向けて
オーディションで選ばれたソリストがオーケストラと共演する「トライアルコンサート」が今年も近づいてきました。
今回ピアノのソリストに選ばれたのは、東邦音楽大学4年の青木志帆さんです。S.ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18を、東邦音楽大学特任准教授の上野正博先生指揮、東邦音楽大学管弦楽団と共演します。
本番が近づくにつれて準備には一層熱が入っています。先日は川越キャンパス(スタジオB)にて、翌週のオーケストラ合わせに向けての特別練習を行いました。スタインウェイD型(フルコン)ピアノ2台を用いて、広い会場での響き作りや演奏全体の流れの確認などを行いました。
青木さんにとって、ラフマニノフは以前から大好きな作曲家で、東邦音楽大学附属高校在学中には代表演奏でラフマニノフの絵画的練習曲を弾いたこともあります。中でも今回演奏するピアノ協奏曲第2番は憧れの名曲だそうです。もともと力強さのある激しい曲が得意でしたが、大学に入ってからは、美しい響きの追及など演奏の引き出しをさらに広げることに挑戦してきました。
卒業後はピアノ講師を目指している青木さんは、今回のコンサートに学生生活で経験したこと全てを生かし、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて臨みたいと考えているそうです。どんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。
「第12回トライアルコンサート~オーケストラとの共演」
2017年10月1日(日)13:30開場 14:00開演
東邦音楽大学グランツザール(川越キャンパス)
入場料 1.000円(全席自由)/友の会 会員価格 800円
詳しくはこちらのページをご覧ください。
多くの皆様のお越しをお待ちしております。