「ピアノ公開講座」と「ピアノアンサンブルコンサート」のご案内

11月に入り、文京・川越両キャンパスからようやく秋らしい爽やかな青空が望めるようになりました。
これから年末にかけ、芸術の秋にふさわしく様々なイベントが開催される予定です。

今回のピアノダイアリーでは、11月14日(木)に行われる2つのイベントをご紹介します。

「ギグラ・カツァラヴァ先生公開講座 ~ スクリャービン-20世紀芸術プロメテウス(芸術のいくつかの側面とスクリャービンのピアニズムについて)」

日時: 2019年11月14日(木)14:20~15:50
会場: 東邦音楽大学川越キャンパス グランツザール
聴講対象: 本学大学院・大学・短期大学在学生・本学園卒業生

本学ではカリキュラムの一環として、内外の著名な音楽家による公開講座を毎年数回実施しています。
本講座は在学生に加えて本学園卒業生の方々も聴講可能です。

今回お招きするギグラ・カツァラヴァ先生はジョージア出身のピアニストです。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を、最高位勲章であるクラスヌイ・ディプロムを取得し卒業、その後ドイツにてワイマール・フランツ・リスト音楽大学を、最高位資格コンサート・ディプロムを取得し卒業、パリ国立高等音楽院第3課程を修了されました。現在はパリ・エコール・ノルマル音楽院ソロピアノ科の教授を務められています。
東西ヨーロッパを中心に、中東、アメリカなど世界各地で演奏活動を行い、そのレパートリーは、ロシア音楽はもちろんのこと、古典期から現代音楽まで幅広く、その綿密な研究は演奏と共に注目されています。
今回の講座は、ロシアを代表する作曲家であり、20世紀の音楽に大きな影響を与えたアレクサンドル・スクリャービンに焦点を当てた非常に興味深いタイトルです。

詳細は学園ホームページ公開講座のページをご覧ください。
こちらです。

さて、この日は公開講座に続いて、同じ会場にて在学生たちによるコンサートが開催されることになりました。

「ピアノアンサンブルコンサート ~華麗なる音の共演~」

日時: 2019年11月14日(木)16:20~17:20
会場: 東邦音楽大学川越キャンパス グランツザール

先日10月13、14両日の開催を予定していた東邦ミュージック・フェスティバルは、台風19号の影響で1日目が中止となってしまいました。この日に行われる予定だった「ピアノアンサンブルコンサート」の内容を、今回改めて皆さまにお披露目できることになりました。

このコンサートは、本学短期大学、大学、大学院の在学生によるアンサンブルコンサートです。本学在学生、本学園卒業生はもちろん、一般の方々もご入場いただけます。

~プログラム~
1.ピアノ三重奏
片寄拓海(大学4年・ピアノ) 竹部朱里(大学4年・ヴァイオリン) 坂田桃子(研究員・チェロ)
F.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 d-moll Op.49 第1楽章

2.ピアノ連弾
瀬山夏海(短大2年) 曽根原真理(短大2年)
J.ブラームス:ワルツ集Op.39より 第1、2、3、4、5、6、8、10、13、14、15番

3.2台ピアノ8手
今井風季(大学3年) 王成(大学3年) 佐藤渚(大学4年) 三井陽太(大学4年)
B.スメタナ:2台8手のためのソナタ e-moll

4.2台ピアノ
谷嶋望友(大学3年) 山本椎那(大学4年)
G.ガーシュウィン:ラプソディ イン ブルー

5.2台ピアノ
石井瑠美(大学院1年) 石川祐梨子(大学院1年)
G.ホルスト:組曲《惑星》Op.32より 第4曲《木星 ‐ 快楽の神》

先月のピアノダイアリーにてお知らせした、東邦ミュージック・フェスティバルでのコンサートプログラムから一部変更がありますのでご了承ください。
ぜひ秋の一日を川越キャンパスにて音楽とともにお過ごしください。皆さまのご来場をお待ちしております。