第11回東邦音楽大学 東邦ピアノセミナー お申込み受付中です。
毎年7月下旬に文京キャンパスにて開催している「東邦ピアノセミナー」。
今回も講座、レッスン、懇親会、学生によるコンサートなど、さまざまな内容を盛り込んで行う予定です。
「講座1」を担当する小林律子先生は、リサイタル等のソロ活動に加えて室内楽の演奏活動・研究も精力的に行っており、本学ではピアノ実技レッスンとともにアンサンブルの講義も担当しています。この講義は毎年多くの学生が履修し大変な人気です。
今回の講座は「心に響く演奏表現をめざして -リズム感-」と題し、リズムに焦点を当ててお話しされます。「和声やメロディーを統括し、かつ手綱を握る存在であるリズム」・・音楽を形成していく上でのリズムの役割、内在する力を再考し、その表現について実例を交えて検証する大変興味深い内容です。
「講座2」を担当する野田説子先生は、ピアノをはじめとする西洋音楽に精通されているのはもちろんですが、東洋の音楽についても研究し、実際にご自身で東洋の楽器も演奏されます。今回の講座では「シンギングトーン~響き歌う音~を求めて」と題し、音楽を成り立たせる「音」に目を向けてシンギングトーンへのアプローチを探っていきます。私たち日本人がピアノで西洋の「うた」を表現することへの道のりについて、洋の東西を問わず研究を深められている野田先生がどんなアプローチをされるかとても楽しみです。
今回の東邦ピアノセミナーでは、「学生によるコンサート」として、大学4年次生2名による演奏も行います。また、講座終了後に行う懇親会(参加無料)では、ご参加の皆様と気軽な交流の場を持ちたいと思います。セミナーの内容についての自由なディスカッション、最新の音楽教育の潮流と、現在の東邦音楽大学・東邦音楽短期大学での教育課程についての情報交換、卒業生の方々との懐かしい会話など、楽しく有意義な時間を過ごしたいと思います。ぜひご参加ください。
お申し込みは平成29年7月7日(金)PM5:00まで受付中です。各講座、レッスンとも定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込みください。