卒業生の講演が行われました。
7月も半ばを過ぎ夏空が広がる季節となりました。
大学・短大では前期の講義、レッスンの終盤にさしかかっています。学生たちは試験曲の練習、学科試験の勉強、レポート作成などを頑張っている様子で、連日練習室や図書館は大賑わいです。
7月15日(水)東邦音楽短期大学では、卒業生を招いての講演会を行いました。
これは、必修科目「東邦スタンダード」の一環として、大学・短大とも毎年開催しています。
今回は、音楽教室講師として活躍中の内田早紀さんをお招きしてお話を伺いました。内田さんは音楽家の登竜門の一つである読売新人演奏会に出演する等、素晴らしい経歴をお持ちです。現在、グループレッスンを全国で展開しているヤマハ音楽教育システム講師として多忙な日々を送っていらっしゃいます。
音楽を始めたきっかけ、音楽大学を目指すに至った過程、学生時代の過ごし方、講師採用試験に向けての取り組み、現在の講師としての仕事内容や今後の目標、在学生たちへの励ましのメッセージなど、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
学生たちのなかには音楽教室講師を目指しているものも多く、時折メモもとりながら集中して熱心に耳を傾けていました。
終了後は何人かの学生が内田さんのそばに来て、名残惜しそうに会話や質問をする姿が見られました。
いろいろな分野で活躍中の卒業生の話を直接聴くことのできる機会はとても貴重で、学生たちへの素晴らしい刺激になっています。本学から羽ばたいた卒業生がこうして力になってくれることも本当に嬉しいことです。