学内演奏会

先月より、今年度の学内演奏会が始まりました。

これは、大学生3年次生は川越キャンパスグランツザールにて、短大2年次生は文京キャンパス50周年記念館にて、各自が自由に選曲したプログラムを披露するものです。

大学、短大とも必修単位になっており、全員がホールでの演奏を経験します。

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一人あたり最長15分という余裕のある時間設定になっており、中にはかなりの大曲に挑戦する学生もいます。少人数制の東邦ならではの取り組みと言えるでしょう。

この日は、ブラームスの「小品集Op.118」、ラヴェルの「ソナチネ」、ドビュッシーの「版画」、J.S.バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」などが演奏されました。

第6回東邦音楽大学 東邦ピアノセミナーのお知らせ


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今年も恒例のピアノセミナーが7月29日(日)に開催されます。
東邦音楽大学の卒業生やピアノ指導に携わっていらっしゃる方々を対象とするこの講座は今年で6回目を迎え、北は北海道から南は九州まで、たくさんの方々にご参加頂き、毎回好評を得て年々参加される方が増えてきました。
年に1度のこのセミナーを楽しみに参加される方もおられ、講座の終了後に開かれる懇親会では、お互いの親睦を深めながら情報交換の場にして頂いていることも、主催側としては嬉しい限りです。

今年は、以下の3つの講座が開講されます。
講座1 「時代様式に基づいたピアノ演奏とは-6 講師:春日洋子先生
講座2 「児童期のピアノ指導教材の研究-3」  講師:國谷尊之先生
講座3 「ベートーヴェンのピアノソナタ
      -楽譜から見えてくるもの- 」  講師:上田 京先生
たくさんの方々の参加をお待ちしています。

「第45回東邦祭」が行われました。

42930の両日、「第45回東邦祭」が行われました。今年は天候にも恵まれ、川越キャンパスは連日たくさんのお客様でにぎわいました。

お越し下さいました皆様、本当にありがとうございました。

ピアノ専攻生も、多くの演奏会を企画して連日奮闘しました!

東邦祭ならではの企画が、ピアノアンサンブルのコンサートです。門下生のグループや有志の集まりなど、さまざまなグループが2台ピアノや連弾の演奏を披露しました。

川越キャンパス16号館のスタジオBにはスタィンウェイC型ピアノが2台備えられており、このようなコンサートを行うにはとても良い環境です。学生たちの気持ちのこもった演奏が迫力あるサウンドを作り出し、聴衆がどよめくような場面もありました。

写真は、2台ピアノ48手のアンサンブルの様子です。

いっぽう屋外では、門下生のグループがいろいろなテント企画を出店して東邦祭を大いに盛り上げました。

たとえば春日先生クラスでは、恒例のホットサンド「春日焼き」を出品。なんと春日先生自ら店頭に立つこともあり、早々に売り切れるほど大人気でした!

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「第5回東邦ピアノセミナー報告会」が行われました。

先日、文京キャンパスにて「第5回東邦ピアノセミナー報告会」が行われました。

これは、毎年7月下旬に開催されている「東邦音楽大学・東邦ピアノセミナー」をふり返るとともに、次回セミナーへの展望を語り合うもので、1回から継続して行われています。

今回は、春日主任教授、小林律子准教授、中島裕紀准教授、國谷尊之准教授の4名が参加。多くの受講者の皆様にご参加いただいた第5回セミナーの手応えや、今後のセミナーに向けての意見交換など、和気あいあいとした雰囲気のなかにも真剣な内容が語られました。

この報告会の内容は、近日中に学園ホームページに掲載される予定ですので、お読みくださると幸いです。

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第6回トライアルコンサート


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去る9月29日、川越キャンパスの東邦音楽大学グランツザールにて「第6回トライアルコンサート~オーケストラとの共演」が行われました。
この「トライアルコンサート」は、学内オーディションで選ばれた学生がオーケストラと協奏曲等を共演(作曲専攻の学生は、自作のオーケストラ曲を演奏)するもので、毎年1回行われています。
今回ピアノ専攻からは、5月に行われたオーディションに合格した大学2年次生の学生が、末廣誠先生指揮・東邦音楽大学管弦楽団と共演しました。

今回の曲目は「F.リスト作曲 ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調」です。1811年に生まれたリストは、今年ちょうど生誕200年。その記念の年にふさわしいプログラムとなりました。
「ピアノは楽器の王様」という言葉がありますが、この曲はその言葉がぴったり当てはまる華麗さを備えています。ピアノ専攻生は、コンサートの最後に登場。オーケストラに匹敵する迫力と幅広い表現力で、堂々と、そして抒情性豊かにこの難曲を弾き切りました。

演奏後は大勢のお客様からいつまでも惜しみない拍手がおくられ、一層このコンサートが印象深いものとなりました。
ご来場下さいました皆様、そしてこのコンサートを応援して下さいました全ての皆様に、深くお礼申し上げます。

後期実技試験


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日増しに暖かくなってまいりました。みなさまいかがお過ごしですか?

先日後期実技試験が無事に終わりました。

東邦音楽大学・短期大学では、少人数制のカリキュラムを生かした充実した実技試験が行われています。
試験は一人一人に十分な時間がとってあり、コンサート形式で行われます。会場への出入り、ステージマナーなども含めて、実践的な体験ができるのです。

演奏は、規程の時間内なら途中でカットされることはありません。例えば大学4年次生の持ち時間は20分。大学生活の締めくくりにかなりの大曲を用意する学生も多いです。

学生は全ての実技試験を聴講することができます。写真は、川越キャンパス16号館ロビーの掲示板です。実技試験期間になると、ここに全てのプログラムが掲示されます。
この掲示を見ながら学生たちがどの試験を聴講しようかと相談中のようですね。

トライアルコンサートに向けて


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オーディションで選ばれた学生が、東邦音楽大学管弦楽団と協奏曲を共演する「トライアルコンサート」。
今年度は、9月29日(水)18:30より、川越キャンパス・グランツザールで行われる予定です。
先日、ピアノ協奏曲のソリストを決定するオーディションが、川越キャンパス・スタジオBで行われました。
このスタジオにはスタィンウエイC型が2台備えられており、ピアノアンサンブルにとって理想的な環境が整えられています。
講義や公開講座が行われるのはもちろん、学生によるコンサートやアンサンブル練習にも活用されています。
オーディション当日は、学生によるピアノソロパートに合わせて泉玲子先生がオーケストラパートをピアノで演奏。
この模様は全学生に公開され、聴講者席は熱心に耳をかたむける学生でほぼ満席になりました。
オーディションの結果、大学2年次生のO君がソリストに決定しました。
トライアルコンサートでは、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調を演奏します。 ご期待ください!

東邦ピアノセミナー報告会



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今年7月に開催された第3回東邦ピアノセミナーを座談会形式で振り返り、今後への展望を考える「東邦ピアノセミナー報告会」が、先日文京キャンパスで行われました。

座談会には春日洋子主任教授、上田京専任講師、國谷尊之専任講師の3名が参加。それぞれ今回のセミナーで講座を担当しました。
過去最多の参加者にお越しいただきました今年度の東邦ピアノセミナー。ディスカッションが進むにつれ当日の会場の熱気が思い出されて、自然と3人の話にも熱がこもってまいりました!
この報告会の模様は、近日中に学園Webサイトにてお知らせする予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

第4回トライアルコンサート



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オーディションで合格した学生がソリストとして東邦音楽大学管弦楽団と共演する「第4回トライアルコンサート」が、2009年10月1日(木)川越キャンパスグランツザールにて開催されました。

このところ不安定な天候が続いていましたが、開演の18:30が近づくにつれてキャンパスは心地よい涼しさに包まれ、コンサートを祝福するかのように空が茜色に染まりました。
会場には学生はもちろんのこと、グランツザール友の会会員さまをはじめ多くの一般のお客様もお越しくださり、すばらしい雰囲気を作ってくださいました。

今回のピアニストは、大学3年次生のSさんです。曲目はベートーヴェン作曲「ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37」。全3楽章、演奏時間約35分を要する大曲です。
約2週間前に初めてオーケストラとの合わせを体験したSさん。この日の成功のために懸命に努力を重ねてきました。

コンサートは作曲の新曲発表、ヴァイオリン協奏曲、オペラアリアと続きます。どの演奏も本番の高いテンションの中で、すばらしい感動を与えてくれました。作曲者もソリストたちも、無事に演奏が終わった安堵と満足感で笑顔が自然とこぼれます。

いよいよ最後のプログラムとなるピアノ協奏曲です。
末廣誠先生の頼りがいのある指揮とオーケストラの温かい視線に見守られながら演奏が始まります。最初こそ、少し緊張気味な表情を見せていたSさんですが、まもなくオーケストラともすっかり息が合い、演奏に勢いがみなぎってきます。

第1楽章の長大なカデンツァ(ピアノの名人芸的な独奏部分)を堂々と弾き切り、第2楽章へ。重々しい性格の第1楽章とは対照的に、教会での祈りを思わせるような静かな楽章です。透き通った美しい響きが会場に満ちていきます。
第3楽章が終わるまで高い集中力は途切れることがなく、初めてのコンチェルトとは思えない立派な演奏が完結しました。

演奏を終えて大きな拍手に包まれたSさん。何度もカーテンコールに応えてステージに立つその姿は、キラキラと輝いて見えました。
お越しいただきました皆様をはじめ、このコンサートのためにお力添えくださったすべての皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。

もうすぐトライアルコンサート!


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オーディションで合格した学生が、ソリストとして東邦音楽大学管弦楽団と共演する「第4回トライアルコンサート」の日が近づいてまいりました!

先週、オーケストラとの最初の練習が行われました。会場は本番と同じ川越キャンパスグランツザールです。
ピアノ協奏曲のソリストに選ばれた大学3年次生のSさんは、オーケストラとの共演は初めて。緊張と感動で練習の時間は夢中で過ぎて行ったようです。

練習終了後も指揮者の末廣誠先生は指揮台に残り、ソリストたちに演奏へのアドバイスを熱く語りかけて下さいました。その情熱的かつ具体的な内容を聞き逃すまいと、ソリストたちの表情も真剣そのもの。本番が楽しみです!