新年度学生オリエンテーション


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いよいよ平成25年度がスタートしました。新入学生を迎え、キャンパス内は毎日活気にあふれています。

この一週間は新年度学生オリエンテーション期間です。

この期間に大学・短期大学の全学生が、履修登録、生活上の留意点、カリキュラムの把握など、学生生活に関わることについて幅広く集中的に学びます。

4月7日(月)にはピアノ専攻の全学生が川越キャンパス・スタジオBに集まり、専攻別オリエンテーションが行われました。

ピアノ主任教授の久邇之宜先生による講話や、ピアノ専攻の教員紹介、授業紹介、履修ガイダンスなど、盛りだくさんの内容でした。

専攻別オリエンテーションの最後には、大学院学生へのインタビューと、大学4年次生による代表演奏が行われ、学生たちは皆熱心に耳を傾けていました。

ボランティアコンサート

215日に、短大・大学すべての後期試験が終わりました。   
今年度の集大成としての試験でしたが、カリキュラムに沿って、学生一人一人が着実に成長していることを実感しました。

今月は、ピアノ専攻の学生によるボランティアコンサートが二ヵ所で行われました。  

221(木曜日・11:0011:30)には文京区の都立大塚病院地下1階ホールで行いました。
入院なさっていらっしゃる方をはじめ、通院なさっていらっしゃる方、近くの施設の方など大勢の方々にお越し頂きました。   連弾によるモーツァルトの『アイネ ・クライネ・ ナハトムジーク』、チャイコフスキーのバレエ組曲『くるみ割り人形』などの名曲に、熱心に耳を傾けてくださいました。
 

227(水曜日・12:1512:45)には、文京シビックセンターの区民広場で 行いました。ドビュッシー、ブラームス、ドヴォルザークの連弾の名曲に加え、絵本の朗読を交えた組曲もあり、小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々にお楽しみ頂きました。

出演した学生達からは、「先輩達が明るく温かくリードして下さったので、練習の時から楽しかった」「学年の枠を越えて、皆でコンサートを作り上げたことは良い経験になった」「お客様に楽しんで頂くためには、演奏する私達も楽しまなくてはならない」「お客様の反応が直かに伝わり、音楽の楽しさを共有出来たと感じた」などの感想が寄せられました。

毎年行うボランティアコンサートは、学生が演奏を通して社会とつながる貴重な機会となっています。 

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後期実技試験期間です。

今年度を締めくくる後期実技試験期間が始まりました。

東邦音楽大学・東邦音楽短期大学ピアノ専攻では、実技試験に際して一人一人に充分な演奏時間をとっており、規定の時間内であれば演奏の途中カットは行ないません。そのため試験期間は2週間以上に及びます。

特に、大学4年次生の後期試験は、音大生活の最後を飾るにふさわしい大曲が数多く演奏されます。

また、実技試験は学生に対して公開されており、聴講が可能です。同級生や先輩たちの緊張感に満ちた演奏を聴くことは大いに刺激になることでしょう。

写真は川越キャンパス16号館ロビーに掲示された実技試験プログラムです。このような取り組みは、学生たちの演奏レパートリーの拡大にも役立っています。

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短大・沖縄演奏旅行

東邦音楽短期大学では2年次での演奏旅行が恒例となっており、昭和58年からは沖縄県各地で実施しています。

今年は102日~6日、読谷村立古堅南小学校で行われました。

昨年度の後期から「舞台創造演習」の授業で過去の演目を検証し、

演奏会の構成を考え、企画を練ってきました。

限られたスペースや楽器などを考慮に入れるとともに、学生全員の参加が条件です。

全体のプログラムは、合唱、合奏等盛りだくさん。

メインのオペレッタは「ヘンゼルとグレーテル」に決まりました。

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舞台装置や衣装だけでなく、台本とBGMも学生のオリジナル!

ピアノ専攻生は、演奏だけでなく劇音楽の管弦打アンサンブル用編曲にも才能を発揮しました。

飛行機で運べるような大道具造り、初めての会場での場面転換の手はずなど、知恵を総動員

しなければなりませんでした。通常の演奏会ではできない体験です。

訪問校から喜ばれるハンドベルとボディパーカッションは自分の専攻以外の演奏ができる貴重な機会であり、学生同士の絆が強まったようです。

夏休み返上で練習や製作に励み、自分達のオリジナルを作り上げた結果、全員で協力し合えた達成感と、笑顔いっぱいの小学生たちとのハイタッチがこの一年間に対するごほうびでした。

もちろん演奏会後は青い海と観光も。

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東邦ウィーンアカデミー研修 ~その2

音楽の都ウィーンでは、多くの大作曲家たちの息吹を今でも肌で感じることができます。彼らの足跡をたどってみましょう。

ウィーンに暮らした作曲家達の家は、今では博物館として公開されています。

そのひとつ、シューベルトが最後に暮らした家では、部屋の中央にはシューベルトのお兄さんが所有していたピアノ、奥にはシューベルトの胸像が飾られています。

また、ここにはシューベルトの自筆譜も展示されており、歌曲王シューベルトが書き留めたメロディーを間近で見ることができます。

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ウィーンの中央墓地には、大作曲家たちが眠る一角があります。

ベートーヴェンのお墓は、メトロノームの形をしています!

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最後にご紹介するのは、世界中の人々に愛されている、モーツァルトの銅像です。

その清廉なたたずまいは、音楽の都を象徴するかのようです。

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東邦ウィーンアカデミー研修 ~その1

東邦音楽大学の魅力のひとつに、「東邦ウィーンアカデミー研修」があります。

かつて、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス・・・など、数多くの大作曲家達が活躍したウィーンという街。

その伝統は現代にまで脈々と受け継がれ、ウィーンは音楽の都として、世界的にその名をとどろかせています。

音楽を愛する人なら誰でも一度は必ず訪れたい都市です。

このような魅力的な街ウィーンで、毎年、東邦音楽大学3年次生は必修科目として2週間の研修を体験し、本場の空気に触れ、さまざまな感動を味わっています。

また東邦音楽短期大学2年次生も、選択科目として履修が可能です。

ウィーンの音楽界の中心は、何と言っても、ウィーン国立歌劇場!

その華麗な外観は、音楽の都の名にふさわしいものです。


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建物内の休憩スペースの一角には、グスタフ・マーラーが旅行の際に持ち歩いていたという小型のグランドピアノが展示されています。

1本ペダルが特徴のこのピアノには、小さいながらも本物の迫力があります。


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東邦音楽大学サロンコンサート in GINZAが開催されました。


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<>去る9月13日(木)、ヤマハ銀座コンサートサロンにおいて「東邦音楽大学サロンコンサート in GINZA vol.1」が開催されました。

このコンサートは(株)ヤマハミュージック東京 ヤマハ銀座店様の後援をいただき、東京銀座のヤマハ銀座店サロンで行われるもので、今回が初めての開催となりました。

今回はピアノ専攻の3人の大学院生によるジョイントリサイタル形式で行われました。チケットは完売となり、満員の観衆のもと熱演が繰り広げられました。

写真は、終演後のロビーの様子です。

お越しいただいた皆様、また、このコンサートのためにご尽力を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。

《東邦音楽大学サロンコンサート in GINZA vol.1 プログラム》
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第19番 イ長調 BWV888
C.フランク: プレリュード、コラールとフーガ
R.シューマン: 交響的練習曲 Op.13
C.ドビュッシー: 前奏曲集第2集より
1.霧 5.ヒースの茂る荒れ地 6.風変わりなラヴィーヌ将軍
7.月の光が降り注ぐテラス 11.交代する三度 12.花火

エクステンションセンター公開講座


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東邦音楽大学では「エクステンションセンター」を開設しています。
これは、学園が持つ施設・設備・人材を公開し、学習の機会を提供することで、広く社会に貢献することを目的としたものです。

このエクステンションセンターでは、ピアノ専攻の教員も毎年いくつかの公開講座を担当しています。

去る9月1日(土)には《フランス6人組の世界~フランシス・プーランクの魅力~》(中島裕紀准教授)、9月4日(火)には《モーツァルトのピアノソナタについて》(國谷尊之准教授)が開催され、両日とも定員近い多くの方々に受講していただきました。お越しいただいた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

そして今年度は、ピアノ専攻の教員による公開講座がもうひとつ予定されています。

有名な天才音楽家フェリックス・メンデルスゾーンの姉である、ファニー・メンデルスゾーンに焦点を当てた、大変興味深い内容です。今回の講座では、この二人のメンデルスゾーンについての解説に加えて、その作品の演奏も聴くことができます。


二人のメンデルスゾーン~時代に埋もれた女流作曲家

2012年10月6日(土)13:00~15:00

会場:東邦音楽大学文京キャンパス

講師:

上田京 (東邦音楽大学専任講師)

山崎明美(東邦音楽大学大学院准教授メゾ・ソプラノ)

詳しくは、こちらをご覧ください。
インターネットでのお申込みも可能です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

第6回東邦ピアノセミナーが開催されました。

7月29日(日)に文京キャンパスに於いて第6回東邦ピアノセミナーが開催されました。当日は180人近い参加者を迎え、外の猛暑にも負けない熱気にあふれた一刻を過ごしました。
三つの講座にも受講者は平均100人を超え、春日先生・國谷先生・上田先生のそれぞれ個性あふれた講座内容に、受講者からは「興味深い内容・演奏」「たくさんの新発見があった」等のご好評を頂きました。
終了後の懇親会には40人以上の方が参加され、講座やレッスンを受け持った先生たちと和やかに懇談する風景が見られました。

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学内演奏会

先月より、今年度の学内演奏会が始まりました。

これは、大学生3年次生は川越キャンパスグランツザールにて、短大2年次生は文京キャンパス50周年記念館にて、各自が自由に選曲したプログラムを披露するものです。

大学、短大とも必修単位になっており、全員がホールでの演奏を経験します。

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一人あたり最長15分という余裕のある時間設定になっており、中にはかなりの大曲に挑戦する学生もいます。少人数制の東邦ならではの取り組みと言えるでしょう。

この日は、ブラームスの「小品集Op.118」、ラヴェルの「ソナチネ」、ドビュッシーの「版画」、J.S.バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」などが演奏されました。